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2014年5月6日 OECD閣僚理事会

安倍首相基調演説(一部)
日本は、今まさに、デフレから脱却しようとしている。こう申し上げて差し支えないと思います。
先行きも、視界良好です。あるエコノミストは、これから、日本では、高名な経済学者たちが主張してきた4つの景気循環の波が、すべて上向きになると指摘しています。
日本では、この秋から、リニア中央新幹線の建設が始まります。世界最高の時速505km。先般、この時速を、自ら体験しました。10年前、初めて試乗したときは、揺れも大きく、音もうるさかった。それが、先月、とても快適な乗り物へと変わっていました。
最初の実験成功から40年あまりを経て、いよいよ実用段階へと進化し、900億ドルもの投資がまさに始まります。
ノーベル賞の山中教授が実用化への道を大きく拓いた再生医療にも、今後、とてつもない規模の資本が投下されるはずです。
50年から60年周期で起きる、超長期のコンドラチェフ・サイクルが、底を打ち、上昇を始めた。それが、日本です。
グリア事務総長には、先日、東京・大手町にお越しいただきました。もしかしたら、「工事中」の看板の多さにうんざりされたかもしれません。
1964年の東京五輪から半世紀、東京の中心部では、大規模な再開発が進んでいます。さらに2020年オリンピック・パラリンピックが再び開催される。その準備も、いよいよ本格化します。
大規模な建設投資によって、長期のクズネッツ・サイクルも上向いている。それが、日本なのです。
4つの循環すべてを説明する時間はありませんが、もうお分かりだと思います。
かつて「世界経済のエンジン」であった、活力あふれる日本経済が、再び帰ってきました。
そして、その恩恵は、日本全体に、あまねく広がりつつあります。大胆な改革を断行する「条件」は、整いました。
海外でも、若者や女性を育て、共に成長する。これが日本のやり方です。日本に関心を持ち、日本で能力を発揮したいと願う人たちにとって、日本はチャンスあふれる希望の地とならなければなりません。
さらに、日本は、一度失敗した人たちにも、チャンスがあふれる国にしなければなりません。
一番成功する可能性が高い人間は、一度失敗した人間です。シリコンバレーでは、失敗を経験している方が、投資家の評価が高い。失敗した人間は、何を改めればよいか、分かっているからです。
一度失敗して、二度目の総理大臣を務めている、私が言うのですから、間違いありません。
一度失敗すると再チャレンジを許さない、日本特有の個人保証の慣習を、私は断ち切ろうとしています。誰にでも、何度でもチャンスがある、ベンチャー精神あふれる国へと、日本を変えていきます。

出典:首相官邸HP(http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0506kichokoen.html)

(私の感想)
2ヶ所引用しました。
最初の引用は、まぁ景気のいいこと言っているわけで、なんというか、まぁ、被災地、あるいは福島から避難している人の前で同じ事を言えるのか?というくらいでしょうか
なんだか読んでいて悲しくなりました。
安倍首相が日本国内のどこを見ているか?というのは、はっきりと表れていると思います。

後半の引用部分も、安倍首相がどこを見ているか?がはっきりわかる部分ではないでしょうか?
五体満足で、高等教育が難なく受けられる家に生まれた人以外は眼中に無いですね、きっと。

新規作成:2014/05/11
最終更新:2014/05/11