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2014年1月1日 総理年頭所感

一部抜粋しながら、自分の感想をはさんでいこうと思います。
経済政策の大転換、TPP交渉への参加、震災復興の立て直し、オリンピック・パラリンピックの誘致、消費税。さらには、NSC(国家安全保障会議)と国家安全保障戦略を新たに創り、防衛大綱を見直す。「決断」と「行動」の365日は、長く厳しい道のりでありました。
しかし、「強い日本」を取り戻す戦いは、始まったばかり。今後も、長く厳しい道のりを、緊張感を持って進んで行く覚悟を、一年の始まりにあたって、新たにしています。

2013年が「決断」と「行動」の365日と総括されてしまいました。。。
自分の意見に合わない意見に対しては、特に説明はせずに「誤解」だと無視し、
やりたい放題の1年だったように見えるのですが、2014年もその路線で突っ走るようです。
特定秘密保護法案成立後の「反省」はどこいっちゃったんでしょう?
これらの行動をささえる国会は『違憲状態』なのに、それに対しては何も感じていないのでしょうか?

原発についての言及は以下のものだけです。
東京電力福島第一原発の廃炉・汚染水対策を着実に進め、原発事故により避難生活を余儀なくされている福島の皆さんにも、一日も早く普通の生活に戻っていただきたい。
国際関係については
相互依存を深める世界において、内向きな発想では、もはや日本の平和を守ることはできません。日本が、これまで以上に、世界の平和と安定に積極的な役割を果たす。この「積極的平和主義」こそが、我が国が背負うべき「21世紀の看板」であると、私は確信いたします。
国民の生命と財産、日本の領土・領海・領空は、断固として守り抜く。そのための基盤を整えてまいります。
「積極的平和主義」という言葉だけが一人歩きしている気がしてなりません。
一体これは何なのでしょう?憲法に規定されている今までの「平和主義」との違いは?
この事を声高に訴える事で、実は暗に現憲法の「平和主義」を否定しているのでしょうか?
今後より考察が必要です。

ところで諸外国から大批判されている昨年末の靖国神社参拝はまさに「内向きな発想」そのものだと思います。
少なくとも2007年1月の年頭所感(第一次安倍内閣)では
『昨年10月、重要な隣国である中国及び韓国を訪問し、中国とは、友好関係から戦略的互恵関係へと高めていく点で、韓国とは、自由と民主主義などの価値を共有する関係の下にパートナーシップを強化していく点で一致しました。今後、両国との信頼関係、未来志向の関係を構築していきます。』
と言っており、その頃に比べると中国・韓国との関係は大後退です。

そして教育
人づくりこそは、「終身の計」。日本に生まれたことに誇りを持ち、高い学力と豊かな人間性を兼ね備えた人材を育んでいく。そのための教育再生を、着実に実行してまいります。
教育については今年よーく注意してみていかなければならない点の一つでしょう。
特に「日本」をことさら強調するとき、その中身は要注意であると考えています。
「愛する」事なんて教えてもらうようなことではないですし、ましてや強制されるものでもありません。

憲法についても
さらに、「国のかたち」を表す憲法についても、制定から68年になろうとする今、時代の変化を捉えた改正に向けて、国民的な議論をさらに深めていくべきであると考えています。
これまで安倍首相の発言を見てきてつくづく思うのは、
その場その場で適当な事を言って、その発言のつながりがメチャクチャ、ということです。
しかし、今の憲法が気に食わない、というのは一貫しています。
暴走する権力の歯止めとして、ますます日本国憲法の意味は大きくなっていると思います。
一方で、この暴走を食い止められない憲法ならば、それはどこかに欠陥があるということなのかもしれません。

出典:首相官邸HP(http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0101nentou.html)

新規作成:2014/01/05
最終更新:2014/01/05