TOP » 発言集 » 2013年11月20日 参議院国家安全保障特別委員会

2013年11月20日 参議院国家安全保障特別委員会

議事録
(民主党 福山 哲郎 氏との質疑中)
今委員が指摘をされたように、ケネディ大統領は特にそうした記録を残すことに熱心に取り組んでおられました。最近も世界文化社から本として、彼がレコードに吹き込んだもの、あるいは会談の際にテープで取ったもの等が公開されているわけであります。電話等も記録として、大統領同士、元大統領との電話ですね、キューバ・ミサイル危機が終わった後、それぞれ、アイゼンハワー等に電話をして、そうしたものも全部残っているわけでございます。
そうした我々も努力をしていくことも、後において歴史として検証する、あるいは政策判断の参考に資するということにおいては大切なことではないだろうかと、このように思うわけでありまして、近年のNSCにおいては、会議の結論について簡潔にまとめた文書が作成されました事後にこれが公開されているということもあるということも承知はしておりますが、同時に、この詳細な議事録は基本的には作成はしていないということになっているわけでございまして、今後、我々、言わば資料としてどう残していくかということについて、今、福山委員が指摘をされたような観点も留意をしながら検討していきたいと、このように思っております。
もう既に何回も答弁しているように、我々は、それは残すべきでないということを言っているのでは全くありません。
そこで、事の性格上、先ほどは例えば一般の外交機密との関係で話をされましたが、これはまさに様々な機会に開催されるわけでありまして、委員が御指摘になったように、定期的に行うものでありますから、事があってやるということだけではなくて、定期的に意思を疎通をしているということも当然あるわけでありまして、その場にはもちろん全く言わば特定秘密にかかわるものについて議論をしないし、その特定秘密に当たるもの、書類等について議論をしないということは当然あり得ますが、しかし、そこの中での話の中身については、それは第三国との関係に当たる場合もあるし、それは様々想定がされるわけでありますが、これは、特定秘密とのかかわりとはまた別に、この記録にどう残すかという観点からこれは議論していくに値するだろうと、このように思うわけでありまして、ですから、我々は検討しようということになっているわけであります。
今まで何回も答弁させていただいているわけでありますが、これは政府と与党の間においてしっかりと議論をしながら作った法律でもあるわけでありまして、まあNSCについては第一次安倍政権のときからこの法律について我々はずっと勉強を積み重ねてきたわけでありまして、先ほど申し上げましたように、米国においても、NSCにおいては基本的にサマリーについて発表しているわけでありますが、我々もそうしたやり取りを残していく歴史的価値、あるいはまた、その後の指導者あるいはその後のNSCのメンバーがそうしたものを参考にするという意義を否定しているわけではもちろんありませんし、意義は私はあるんだろうと、こう思っているわけでありますが、しかし、様々な観点からよく協議をしていく必要はあるだろうと、検討していく必要があるんだろうと、こう考えているところであります。
いずれにせよ、NSCを、この法律を作ったからこの形でずっといくというわけではなくて、常に進化させていくと、国民的なニーズあるいは機能的なニーズにおいて対応していくということが大切ではないのかなと、このように思うわけであります。

特定秘密
(日本共産党 仁比 聡平 氏との質疑中)
先ほど一般国民がというお話をされましたが、まず、一般国民の方が、特定秘密、我々がこれから指定をしていく特定秘密を知るということは、これはまずあり得ないわけでございまして、全く一般国民はですね。もちろん、例えばミサイルの軌道計算等を民間にこれはやってもらうということはありますよ。しかし、それは、その段階でそれが特定秘密になるということが明らかになって、何が秘密か秘密でないかということが明らかでないということをなくすというのがこの法律の趣旨でもあるわけでありますから、そこで特定されていくわけでありまして、当然それはそのことを念頭にその人々は仕事をしていく、そして、そこには守秘義務が掛かってくるということになるわけでありまして、一般の方々が突然何か特定秘密の保護にかかわる事態に巻き込まれるということは、それは通常なかなかこれは考えられないのではないかと、このように思います。
例えば、原発の中の、発電所の中の地図があったとすると、これは特定秘密ではありません。しかし、そのときに、テロに対してどういう警備配置をするかということを、例えば警察官の人員の配備を書き入れたものは、これは秘密になり得るわけでございまして、つまり、例としてはそういう例を挙げさせていただきましたが、そういう言わばこれは認識で我々は対応するべきだろうと、このように思っております。また、対応することになっているということであります。
先ほど申し上げましたとおり、言わば原子力発電所の機能あるいはその配置状況ということについては、これは特定秘密にはならないということは明確であります。しかし、他方、テロに対してどういう体制で臨むのかということについては、それは特定秘密になり得るということであります。

(社民党 福島 みずほ 氏との質疑中)
福島氏
違法に盗聴していると内部告発をした。違法に盗聴していると、政府が。例えば、仮にそれを内部告発をした、暴いた人間は秘密保護法によって処罰されるんですか。

今後言わば特定秘密に指定されるものについては、今まで累次答弁をしているように、限定列挙された事項にのっとって行政機関の長がそれは指定をするわけでございまして、そうした指定の基準あるいは解除の基準については専門家の方々の意見を反映された基準にしていくわけでございまして、こうした重層的な形で恣意的な指定がなされないようになっておりまして、そのものにのっとって今後定められていくということでございまして、今、福島委員がおっしゃっているものについては、それは実際に当たるかどうかということについては、これからまさに限定列挙されたものの中において、基準にのっとって定められていくということになるんだろうと思います。

福島氏
じゃ、違法に盗聴していると暴いて、秘密保護法に当たる場合があるわけですね、今の答弁で。それはおかしいじゃないですか。
もし、そういうふうに違法なことは処罰しないんだというんだったら、条文に書くべきじゃないですか。この秘密保護法は全くそんな条文になっていませんよ。書くべきじゃないですか。

先ほども森大臣が答弁しているように、そもそも、今私が基準についてはお話をさせていただきましたが、同時に、違法なものについては、それは当然、違法に取ったものについては、これは処罰の対象にはならないということでございます。

出典:参議院HPの議事録

(私の感想)
会議全体の内容が全て本ページで扱う内容ですので、その中から目立った部分を抜粋しています
NSCの議事録についてはのらりくらり。
後に検証できないような議論で国の一大事を決めて欲しくないです。
結局誰も責任を取らないための仕組みでしかないのでは?
そして、原発については警備体制以外は特定秘密じゃないんだ、と言っていますが、
ここの2013年11月29日版で紹介しているように
空撮するな、望遠撮影するな。。っと既に原発は秘密だらけです。

新規作成:2013/12/01
最終更新:2013/12/01