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巻頭言

「茶色の朝」という寓話があります。

「茶色の朝」フランク・パヴロフ 大月書店(1000円)
大月書店のホームページへ(別ウィンドウが開きます)

とても短い話なので読むのに30分かからないと思いますが、おすすめ。
大月書店のホームページからあらすじを引用します。

世界中のどこにでもあるような、とある国の物語。友人と二人でコーヒーを飲みながらおしゃべりをするのを日課にしている男がいた。ある日、主人公は、その友人が飼い犬を始末したということを聞かされる。その理由は、ただ毛色が茶色じゃなかったからだった。その国の政府は、茶色の犬や猫のほうがより健康で都市生活にもなじむという理由で、茶色以外のペットは飼わないことを奨励する声明を発表したばかり。主人公は、自分が飼っていた白黒の猫をすでに処分した後であったが、友人がその犬を始末したことに少しショックを受けた。

時は流れ、二人は日課をいつも通りつづけていたが、小さな変化が起こっていた。人々は話し方を微妙に変え、茶色以外のペットを排除する政策に批判的だった新聞は廃刊になった。それでもたいして変わらない日々の生活がつづいた。友人はあたらしく茶色の犬を、主人公も茶色の猫を飼いはじめた。でもその時には、さらに新しい状況が生まれていた。友人をはじめ、多くの人々の逮捕がはじまった。そして夜明け前-ある「茶色の朝」-主人公の家のドアをノックする音がする・・・。

あれ?何かおかしくないか?
と思った事をやり過ごさず、思考停止しないことが大事。と、この本の解説で高橋哲哉さんが書いています。
今、日本がこの「茶色の朝」に近づいているような気がしてなりません。
怖い、でもどうしたもんかよく分からない、というのが正直なところでして、とりあえず動いている結果がこのサイトです。
ですのでタイトルも「茶色の朝を迎えないために」
思考停止しないように、自分の覚え書きでもあります。

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新規作成:2013/09/16
最終更新:2013/10/26